らんちぼっくす 中村さんのブログ

タッパーウェアで28年料理教室を開催させていただいた経験をお弁当店へ

おせち料理

今日から3回、おせち料理の講習です。

次回は来週火曜日と土曜日(^^)


各マネージャーも張り切ってます。



『炒り鶏』



『鮭の昆布巻き』


『紅白なます』


『松風』


他にも、田作りやフルーツ金団、伊達巻なども♪



このおせち料理ですが、やはり日本の食文化として
大切にしたいものです。


おせち自体にも意味があるように、それぞれの料理にも
昔の方は想いを寄せて召し上がったんですね。


中でも『松風』という料理の由来はロマンチックです。



◆◆◆松風の由来◆◆◆


「松風」は能の「松風」という話に由来しています。

昔、平安時代在原行平(ありはらのゆきひら)という男性が
松風という娘と須磨の浦(すまのうら)という場所で恋に落ちました。


ところが、行平は都に帰らなくてはならなくなりました。


松風は行平がもう帰って来ないと知りながら、
須磨の浦の浜辺で、一本の松の木を行平だと
自分に言い聞かせ続けました。

この様子を
「松風(待つ風)ばかりで浦さびし」と表現しました。


一方、この料理ですが、表面はけしの実や青海苔で飾ってありますが、
裏は何もついてなく寂しいものです。

ですから、裏(浦)さびしい=「松風」と命名されました。

では、どうしてお正月にそんな寂しい料理を食べるのでしょうか?


それは「裏がない」=「隠し事がない」を表すからです。

今年一年、悪いことをせず、真っ直ぐに生きていこうという
想いが込められているんですね。



こんな話をしながらお正月には家族と料理を囲みたいですネ(^^)



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