今日から3回、おせち料理の講習です。
次回は来週火曜日と土曜日(^^)
各マネージャーも張り切ってます。
『炒り鶏』
『鮭の昆布巻き』
『紅白なます』
『松風』
他にも、田作りやフルーツ金団、伊達巻なども♪
このおせち料理ですが、やはり日本の食文化として
大切にしたいものです。
おせち自体にも意味があるように、それぞれの料理にも
昔の方は想いを寄せて召し上がったんですね。
中でも『松風』という料理の由来はロマンチックです。
◆◆◆松風の由来◆◆◆
「松風」は能の「松風」という話に由来しています。
昔、平安時代に在原行平(ありはらのゆきひら)という男性が
松風という娘と須磨の浦(すまのうら)という場所で恋に落ちました。
ところが、行平は都に帰らなくてはならなくなりました。
松風は行平がもう帰って来ないと知りながら、
須磨の浦の浜辺で、一本の松の木を行平だと
自分に言い聞かせ続けました。
この様子を
「松風(待つ風)ばかりで浦さびし」と表現しました。
一方、この料理ですが、表面はけしの実や青海苔で飾ってありますが、
裏は何もついてなく寂しいものです。
ですから、裏(浦)さびしい=「松風」と命名されました。
では、どうしてお正月にそんな寂しい料理を食べるのでしょうか?
それは「裏がない」=「隠し事がない」を表すからです。
今年一年、悪いことをせず、真っ直ぐに生きていこうという
想いが込められているんですね。
こんな話をしながらお正月には家族と料理を囲みたいですネ(^^)
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