年齢を重ねると共に代謝も下がり、運動もあまり出来なかったりと・・・
同じように食べていても体重増加が気になるものです。
そういう私は身長175.5cmなのですが、最大76kgまで肥えたこともあります。
つい2年前までは72kg程でした。
現在は色々と勉強して68kgを超えることはなくなりました。
(もちろん毎晩、焼酎をいただいてますが・・・)
太らない様にするには先ず『食事の摂り方』が大切です。
GI値(=グリセミックインデックス値)という言葉をご存知ですか?
GI値とは、ブドウ糖を100とした時、食品を吸収した際に血糖値が
どれくらい即座に上がるか・・・を示したものです。
基本的にGI値60以下の食品は太りにくいとされています。
また、酢・レモン汁などはGI値を下げる働きがあるともお聞きしました。
このGI値、低いほど血糖値がゆっくりと上昇するので、糖をエネルギーとして
使用でき、体脂肪として蓄えられにくいとのことです。
少し前に「低インシュリンダイエット」というのが流行りました。
血糖値が上がるとすい臓からインシュリンが分泌されます。
このインシュリンですが、基本的には糖を肝臓や筋肉に送り込むという
働きをするのですが、蓄え切れなかった糖を脂肪細胞へ送り込んで
蓄積させる働きも同時にあります。
つまり、肝臓や筋肉で蓄えるには限界があり、急激に血糖値が上がり
インシュリンが大量に分泌されると、多くの糖が脂肪細胞に送り込まれて
その結果、太る!ということらしいです。
血糖値を下げる食品には、ゴーヤやポリフェノールなどがありますが、
やはりGI値の低いものを中心に食べるのが良いようです。
タッパーウェアにはGI値に着目した食品がありますがご存知ですか?
これはテキーラの原料となる「ブルーアガベ」から抽出した100%オーガニックのシロップです。
なんと! 【GI値=21】
甘いものがお好きな方には本当におすすめです。
砂糖はGI値が100、ハチミツは90、メイプルシロップは73です。
血糖値が気になる方にはぜひ!
さて、そんなGI値を知ると、食事の摂り方が変わります。
食べる順番を考えるようになると、同じ食事でも太りにくいようです。
日本は「一汁三菜」が理想の食事ですね。
とてもお腹が空いているとご飯をかきこんでしまいますが、
そのご飯はGI値が70あります。(玄米だと50)
GI値の低い順から食べるのが良いみたいですね。
先ずは野菜(サラダ)から・・・
そしてお汁ものをいただいて体を温め・・・
たんぱく質をいただいて・・・
最後に炭水化物です。
これを逆にしがちだった私は30代にどんどん肥えました。
フランス料理や温泉旅館でいただく会席料理を考えると食べる順番が
分かりやすいですね。
会席料理では、なかなかご飯が出てきません。
最後にやっと香の物と一緒に出されます。
やはり昔の方の知恵がここにもあるのかも知れません。
「太る」と思われがちなお肉は、意外にもGI値は全般的に45〜49です。
(カロリーについては別に考える必要がありますよ)
明日は太らない方法・・その2=酢の話を・・・・